肥満の大部分である単純性肥満の原因は、カロリー摂取の過剰と運動不足によるエネルギー消費の低下です。
したがって、肥満の治療は、カロリー摂取の制限と、運動療法が主になります。一方、肥満の生じやすい家系や、いくら食べても太りにくい人がいることから、肥満には遺伝要因が存在すると考えられています。
また、肥満は多くの生活習慣病の危険因子となります。脂肪沈着は、一般に皮下脂肪から内臓脂肪へ、更に、脂肪組織以外の臓器(異所性脂肪)へと進行し、それに伴って合併症の頻度は高くなります。
即ち、脂質代謝異常・高血圧・動脈硬化・虚血性心疾患・脳卒中・閉塞性動脈硬化症・糖尿病、変形性関節症や睡眠時無呼吸症候群など、様々な疾患を引き起こします。