くも膜下出血を予防するためには、できるだけ脳動脈瘤を破裂前に発見し、適切に治療することで破裂を防ぐことが重要です。
そのために、最も大切なのが、定期的な健康診断。
すなわち、脳ドックです。MRA検査による診断で、破裂前の無症状の脳動脈瘤を発見することができます。
そして、くも膜下出血の予防や治療に、脳ドックは高い効果を上げています。
検診により症状が現れる前の病変を発見できれば、そのまま予防的に治療することも可能なので、脳の病気の早期発見・早期治療ができます。くも膜下出血は、突然死の危険性が高い病気ですが、脳ドックの普及が進めば、死亡率の減少が期待されます。
そして、この脳ドックと同じように、くも膜下出血の危険を早期にキャッチすることができるのが、ジェノマーカーです。
脳動脈瘤は先天的なものに加え、高血圧や動脈硬化などが加わって発生すると考えられています。そのため、「高血圧」「くも膜下出血」「脳梗塞」「脳出血」などを関連づけてチェックすることにより、重篤な疾患の早期発見に大きく役立ちます。
ジェノマーカーで確認し、そのリスクが大きく出るようであれば、人間ドックのオプションとして脳ドックなどを受けることを検討できるため、非常に有効な検査となります。
また、忘れてはならないのはご自身の遺伝的体質をあらかじめ知ることにより、日頃からくも膜下出血にならないよう、日常生活を改善することは、最も重要な対策になります。